イズミダイシでは、創業1908年より100年以上、写真台紙製造一筋に一貫生産にて写真台紙を作り続けてきました。長年のノウハウと最新設備で末長くお使いいただけるよう、一枚一枚丁寧に心を込めて作っています。

倉庫

原材料である紙は温度、湿度により反り・カビなどの弊害が起こるためイズミダイシでは倉庫の内壁・空調管理(有圧換気扇)により高品質での保管を行っています。弊社オリジナルの合紙・エンボス加工など200種類の紙や写真台紙、表紙で使用する生地100本を常時保管しています。

断裁機

断裁精度で重要とされるのは寸法と直角性で、紙のサイズ・厚み・硬さ・刃の角度・摩耗・クランプ圧力などの様々な要因により決まります。熟練の作業者により紙にあった適切な操作を行い直角性とコンマ単位の断裁を行っています。

表紙貼り機

表紙貼り機で使用する糊はゼラチンを主成分としたニカワを使っています。
昔から現在まで、紙貼り加工での反りは避けられない課題であります。イズミダイシでは反りの問題を最小限に抑えるため、紙に塗布するニカワの量を「薄く均一」を部署での合言葉に、様々な工夫を実践しています。季節による温度・湿度の変化に合わせ、今までの作製実績により複数のニカワをブレンドしています。また工場内はエアコン・サーキュレーターを完備し空調を安定させ高品質な製品に繋げています。

グナー Vカット

マットの切り口に45度のエッジをつけることのできる機械です。角・円・アーチはもちろん、複雑な形も抜くことができます。
紙の種類による厚みや硬さの違いに合わせて、刃の長さ・オーバーカットの長さを調整し、中枠の形状に合わせて刃の角度や速度を変えています。それにより、多穴抜き・コーナーなど精度が必要な品を作成することも可能です。刃や下敷きの交換時期を見極めて、常に綺麗な切り口になるよう心掛けています。

検品

社内資格者によって、ゴミや傷など様々なチェックを行い、高品質な商品を発送しています。